★入会資格
Q入会に制限はありますか。
あります。以下の6つをすべて満たしている方のみ入会できます。1.16才以上59才以下であること。ジュニア及び高齢者の方は専門的知見を有する施設でトレーニングすることをおすすめします。なお、20才未満の方が入会するためには親権者の同意書が必要となります。
2.ウェイトトレーニングを行う目的がダイエットや筋肉増強等の健康増進であり、病気の治療や病後のリハビリテーションでないこと。ボディメイクとは、健康な人がより魅力的な見た目を手に入れるために行うものであり、胸を張って健康ですと言える方のみが入会できます。
3.ペースメーカーや人工関節等、自然臓器代替物としての人工医療機器(人工臓器)の利用がないこと。
4.高血圧や心疾患等、現在治療中の病気・疾患およびその治療のために服用している薬が無いこと、また、有る場合には主治医にウェイトトレーニングを行うことについて許可を経ていること。
5.大きな怪我や手術から間がなく定期的な通院や予後観察が継続しているといった、ウェイトトレーニングを行うことにつき主治医の監督が必要と考えられる状況にないこと。
6.フリーウェイトトレーニングにおいて、第一義的な安全管理はトレーニング者本人に依存する旨理解していること。
★スタジオについて
Qなぜ、他のジムと比べて安いのでしょうか。
まず、当スタジオの目標は、ウェイトトレーニングを身近なものにすることだからです。バーベルやダンベルといった原始的な器具を使って、老若男女問わず誰でも実践可能なのがウェイトトレーニングの特徴ですから、それを余計なステータスのようなものを付着させた高級サービスとしてでは無く、できる限り安価で提供したいと考えています。そのため、高額な家賃や高級インテリア・アメニティ等は用意しておりませんし、高額な広告費も一切かけておりません。また、トレーニング理論や食事管理に関しても、すでに長年のトレーニング科学の理論的研究及び実践の中で効果のあるとされるものは明らかになっており、それを実践していただくのみであって、最先端の“~法” “~メソッド”といった独自開発した秘密の方法を教えるわけではありませんから、コスト増の理由とはなっておりません。。
Q料金が安い分トレーニングの質は低いのでしょうか。
全くそんな事はありません。当スタジオでは、お客様の負担する費用は全てトレーニングに向けられており、それ以外のステータス感のようなものへの支出を一切していないためリーズナブルな料金となっています。当然ですが、ウェイトトレーニングに必要な器具は一通り揃えています。Qクレジットカードは利用可能ですか。
回数券のお支払いはクレジットカードで可能です。都度払いについては現金のみとなっております。Qスタジオにシャワーはありますか?
ご用意しておりません。更衣室にボディシート等を用意していますので、それで汗を拭いてから着替えていただく事になります。もっとも、ウェイトトレーニングは有酸素運動と異なり、汗だくになるということはありません。Qウェア、シューズ、タオルのレンタルは出来ますか?
1セット1,000円で利用可能です。なお、シューズは無料でお預かり致します。★無料カウンセリング及び体験レッスン
Q無料カウンセリングの内容はどのようなものでしょうか。
当スタジオのコンセプト、指導内容及びその理論的背景、利用方法等について一通り説明させていただいた後に、お客様からの質問に回答させていただくというセッションです(1時間程度)。強引な勧誘は一切行わないことをお約束いたします。Q体験レッスンの内容はどのようなものでしょうか。
バーベルを用いたフリーウェイトトレーニングを一通り体験していただくレッスンです(1時間程度)。入会した場合と同様のトレーニングをしていただきますが、入会前の体験レッスンですから軽めに行っていただきます。体験レッスンの料金は5,000円となりますが、後日入会して回数券(お試し回数券を含む)を購入された場合には全額キャッシュバック致します。
体験レッスンのお申し込みはこちら
Q体験レッスンには何を持って行けば良いですか。
ウェア、室内用シューズ、タオルが必要となります。★トレーニングについて
Qウェイトトレーニングはダイエット(脂肪燃焼)にも有効でしょうか。
一番有効です。“有酸素運動で脂肪を燃やす”、“カロリー制限で脂肪を減らす”、“サプリを飲んで脂肪を燃やす”と言った表現がよくされますが、科学的に見れば、脂肪を燃やす機関は筋肉しかありません。したがって、筋肉を活性化するのが一番脂肪燃焼に効果的です。脂肪が減っても筋肉がついてしまっては意味が無いと考える方もいるかも知れませんが、同じ重量あたりの体積が大きく異なるので体の見た目は大きく変わります。Q女性ですが、ムキムキになってしまはないのか不安です。
ムキムキになるためには男性ホルモンが必要であり、男性ホルモンの少ない女性がムキムキになるためには相当ハードなトレーニングを積む必要があります。少なくとも、数ヶ月のウェイトトレーニングで女性がムキムキになることはありえません。 もっとも、“ムキムキ”の意味するところが人によって大きく異なるのも事実です。その点、当スタジオでは、体重等の数値を目標にするのではなく、鏡に映る姿を一番の指標として、トレーニングの進捗状況に応じてメニューを一緒に考えていきますので、言われたとおりにトレーニングをした結果、望まない体型になってしまったという事態は考えられません。Q女性ですが、筋肉をつけたいのではなく締った体にしたいだけです。
生理学的には、体の組織には筋肉か脂肪しかありません(血管や内臓などは別にして)。もし、体のある部分を触ってそこが柔らかかったとしたらそれは脂肪を触っているからであり、”締まっていない”からではありません。締った体とは体脂肪率の低い体であって、”締った筋肉”といった締った体を構成する特別の組織があるわけではありません。つまり、時々耳にする”筋肉を引き締める”と言った考えは誤りです。締った体を実現するには筋肉をつけ脂肪を燃やすしかありません。必要なのは筋肉をつけるトレーニングです。
問題は、”筋肉をつける”という表現です。女性は、ムキムキになるのを恐れているのと、ウェイトトレーニングをしたことがない人が多く、ちょっとやっただけですぐに筋肉がつくと誤解していることが多いため筋肉が要らないことを強調しがちです。しかし、女性がムキムキと言えるくらいの筋肉をつけるのは相当困難であり、恐れているような体になることはありません。まして、カロリー制限をしている状態で体が大きくなるというのは物理的にありえません(カロリー計算が間違っていれば起こりえます)。脂肪が燃えるようにカロリー制限しながら”筋肉をつけるべく”精一杯トレーニングをして出来る体がいわゆる”締った体”です。カロリー不足の状況では、体脂肪だけでなく筋肉も減少してしまうのが原則です。したがって、できる限り筋肉を減らさないように、筋肉が必要だというシグナルを体に与えるために、”筋肉をつける”トレーニングをするのです。 そして、トレーニングした分だけ筋肉が大きくなったという状況を避けるために食事管理をするのです。
筋肉をつけたいのではなく筋肉を引き締めたいといって、軽いウェイトで20回以上の高回数のトレーニングを行うのがよくある失敗であり、効果の無いトレーニング方法です。筋肉に対する刺激という観点からはほとんど意味がないため、筋肉が必要だというシグナルにはならず、質の低い有酸素運動をしているのと同じです。同じ時間だけ歩いている方が有効です。 特に、”自宅でできるような適度な筋トレ”といったことをうたう情報サイトには注意する必要があります。一定以上の負荷を与えない筋トレには一切効果がありません。扱う重量を半分にすると効果は半分になるのではなくほぼゼロになります。きつい、重い(=筋肉が足りない)と感じるから体が刺激に適応して成長しようとするのであって、どれだけ疲れても、何とかなってしまった(運動を完了できた)のであれば、体は「筋肉が足りない」とは感じません。「疲れたけどなんとかなった」と感じてよく眠れるだけです。
なお、同じ重量でも筋肉の方が密度が大きく体積が小さいので(約半分くらい)、筋肉が1キロ増えて体脂肪が1キロ減れば、体重は同じでも見違えるような体になります(実際に筋肉を1キロつけるのは脂肪を1キロ燃やすのとは桁違いに大変です)。
Qトレーニングはキツイのでしょうか。
これは個人の感じ方によるところが大きいですし、また、楽でないことは確かです。もっとも、各人のレベルに合わせてトレーニングを行いますので、それほど恐れる必要は無いです。また、ウェイトトレーニングは、筋肉が疲れてウェイトが持ち上がらなくなったらそこで終わりのトレーニングなので、有酸素運動のような、息が上がってもまだ走り続けると言ったようなキツさは一切ありません。是非一度体験レッスンにお越し下さい。Qフリーウェイト(バーベル・ダンベル)はマシンより効果的なのですか?
現在、マシンの開発はかなり進歩しており、フリーウェイトで出来てマシンで出来ないエクササイズはありません。したがって、この筋肉を鍛えるにはフリーウェイトしか無いから、マシンよりフリーウェイトの方が優れていると言った議論は存在しません。その一方で、マシンでしか出来ない(もしくはそう言っても過言では無い)エクササイズはいくつかあり、そのエクササイズに関しては、フリーウェイトでは出来ないわけですから、比較の問題では無くマシンで行うしかありません。重要かつ代表的なエクササイズとして、ラットプルダウンやレッグカールがありますが、これらについてはフリーウェイトにこだわって省略するわけにはいきませんから、当スタジオでもマシンを用意しており、マシンで行っていただきます。
問題となるのは、フリーウェイトでもマシンでも両方で可能なエクササイズですが、当スタジオではフリーウェイトの方が優れていると考えます。なぜなら、バーベルやダンベルであれば、ベンチプレスを例に取ると、自分の下げられるとこまでウェイトを下げて、上げられるところまで上げるというように、自分の体格や骨格に合わせて運動できるからです。この点マシンであれば、平均的な体型に合わせてデザインされたマシンの軌道に沿ってハンドル等を動かさなくてはならず、誰もがある程度は不自然な動きを強要されることとなります。この点ではどう考えてもフリーウェイトが優れていると思います。フリーウェイトにはマシンと比べて、怪我をしやすい、習得が難しいと言った欠点がありますが、その点はプライベートレッスンでは全く問題になりません。
もっとも、中級者以上になれば、色々なエクササイズで絶えず変化をつけて体に刺激を与えることが重要ですから、どのエクササイズがベストかではなくて、バーベル、ダンベル、マシンを組み合わせて様々なエクササイズを行うことが重要となります。
Q運動経験がありません。ウェイトトレーニングは無理でしょうか。
全くそんなことありません。当スタジオでは、バーベルも2キロから用意しており、それぞれの身体能力に合った重量でトレーニングしていただきます。重量調整が可能なことこそバーベルやダンベルの良いところであり、腕立て伏せや懸垂等、調整不可能な自分の体重を使った方がよほどキツイ場合があります。初心者が40kg以上ある自分の体重を持ち上げる必要はなく、その人にあった重量でトレーニングしていただきますので、運動経験は関係ありません。Qトレーニング時間はどれくらいでしょうか。
これは人によって異なりますが長くて60分程度です。60分行うのはかなり強度の高いトレーニングであり、トレーニング開始から間もない頃は40分程度で終わります。ウェイトトレーニングでは強度が重要であり、密度の高い凝縮されたトレーニングを行う必要があります。初心者だからといって休憩時間を必要以上に長く取り、休みながらトレーニングを行うことはなく、体力が無い人ほど早く終わることになります。Qトレーニングは週に何回行えば良いのでしょうか。
この質問に対する回答は、その人の目的、年齢、性別、体力等に大きく依存しますが、週2回トレーニングを行えば、間違いなく効果は出ます。特に効率性という観点からは、週2回がベストと考えます。しかし、生活に余裕があり、週3回もしくは4回トレーニングが出来るのであればその方が効果が大きいのは当然です。もっとも、週3回ないしは4回のマンツーマンレッスンというのは少し過剰であり、当スタジオでは、毎回プライベートトレーニングをする必要はないと考えています。もちろん初心者であれば毎回マンツーマンレッスンを行うのが最適だと思いますが、習うより慣れよの部分があるのも事実です。そういったことを考慮して当スタジオでは都度払い制を採用していますので、週1回スタジオに来て、残りの2回は普段から通っているフィットネスクラブで一人でトレーニングというのも十分考えられるプランであり、メニュー作成等各人のニーズに合わせて柔軟に対応致します。
Q有酸素運動は不要なのでしょうか。
ダイエット目的の人は有酸素運動はした方が良いです。もっとも、ウェイトトレーニング後の、損傷した筋肉が回復すべきタイミングで激しい有酸素運動をすると、筋肉がさらに分解され回復・成長どころではなくなってしまい、せっかくのトレーニングが無意味になってしまいます。あくまで適度に実施するのが重要です。特に、運動不足の人が、ウェイトトレーニング、有酸素運動、食事制限のすべてを同時に始めると間違いなくオーバートレーニングになってしまうので、当スタジオでも、ウェイトトレーニングを始めて最初の1か月は有酸素運動を控えることをお薦めします。 体が慣れてきてから少しずつ増やしていくのがベストです。Q男性ですが、体を大きくしたいという希望も対応可能でしょうか。
可能です。もっとも、体を大きくしたい場合、週2回では間違いなく量が足りませんので、フィットネスジムや公営体育館の利用も考える必要があります。Qボディビル大会出場経験者ですが、さらに上を目指しています。指導して頂けるでしょうか
残念ながら対応しておりません。当スタジオは初心者への指導を中心としており、大会経験者等、いわゆる上級者レベルの方への指導は行っておりません。また、マンションの一室でやっていることもあり、上級者レベルに対応できるほどの高重量・設備は備えておりません。Q女性と男性ではメニューは違いますか。
違います。もちろん、初心者であれば最初は男女問わずウェイトトレーニングに慣れていただく必要があり、また、体全体の眠っている筋肉を起こしていただく必要があるので同じ基本メニューとなります。 しかし、ある程度慣れてくれば、目指す体型が違う以上メニューも異なります。 もっとも、目指す体型が異なるからメニューが異なるのであって、女性と男性で筋肉の性質に変わりはありませんから、根本的な原理に差はありません。Qウェイトトレーニングによりダイエットをするとリバウンドしにくいのでしょうか。
それは不正確な表現です。リバウンドしやすい体になるか、しにくい体になるかはトレーニング内容とは直接的には関係ありません。日々の活動を一定とした場合、消費エネルギーの大小は基礎代謝すなわち筋肉量によって決まります。したがって、ダイエット後に筋肉量が減少していれば、基礎代謝は減り、その分従来よりも太りやすい体になります(食生活の改善を無視すれば)。 特に、いくらハードにウェイトトレーニングを行ったとしても、過激なカロリー制限を行い、大幅に体重を減らした場合、筋肉量の減少は不可避です。つまり、基礎代謝は減り、リバウンドしやすい体になります。よく公開されているBefore – After比較において、筋肉量の増減を計算してみて下さい(除脂肪体重が筋肉量の目安になります)。※除脂肪体重=体重×(1-体脂肪率)
確かに継続してトレーニングを行っていれば、その分エネルギー消費も増えますが、それはトレーニングの効果であり、体自体が変わったわけではありません。トレーニングをやめれば代謝はすぐに元に戻ります。もっとも、多少筋肉量が減少したとしても、健康的な食生活が習慣化されればリバウンドしにくいのは間違いありません。
なお、ウェイトトレーニングを行ったことにより筋肉の減少量を最小限に抑え、しなかった場合と比較してリバウンドしにくい体になるという表現であれば正しいです。
Qウェイトトレーニングで部分痩せは可能でしょうか。
できません。これはエステに行くのがもっとも効果的であると考えます。ウェイトトレーニングで、特定部の筋肉を集中的に鍛えて部分的な筋肉・シェイプを強調することは可能です。しかし、特定の部位の脂肪を燃やすことは出来ません。 例えば空腹状態で腹筋運動を大量に行ったとしてエネルギー不足になったとしても、体は現在使用されている腹部の脂肪を燃やすわけではないからです。エネルギー不足時に体がどの部位の脂肪を燃やすかは遺伝的に決定される事項です。 なお、ビリーズブートキャンプのような有酸素運動で、特定部位のみを集中的に使う運動を行えばその部位の脂肪を優先的に燃やせるとの考えもありますが、いずれにせよウェイトトレーニングで特定部位の脂肪を燃やすことはできません。Q当スタジオの指導する方法がボディメイクには最適なのでしょうか。
巷には、加圧トレーニング、コアトレーニング、体幹トレーニング、スロートレーニング等、様々なトレーニング法が紹介されています。また、ダイエット手法としても、糖質制限ダイエット、有酸素運動中心のダイエット、有酸素運動と無酸素運動を組み合わせるダイエットなど、手軽な方法から難解なものまで様々な方法があります。そして、ややこしいことにそれら全てに、実践して成功した人及び理論面を支える研究者・学者がいます。 当ジムとしては、それらの正誤については特に見解を持ち合わせていませんし、それらよりも、当ジムで指導する方法がより効果的であると思っているわけではありません。いずれの方法も、結果を出している人がいる以上、正しいと言わざるを得ません。また、人の体質や個性による適正の問題は想像以上に結果に大きな影響を与えます。もっとも、長い歴史の中でアスリートを中心として培われてきたフリーウェイトトレーニングの理論と、トータルカロリーをコントロールして体重の増減をコントロールする手法は、世界的に見れば、シビアに結果を求める多くの人達に実践され結果を残して来たものです。その点、歴史の浅い、最新の“~メソッド”とは大きく異なります。そして、一度理解して頂ければ、当ジムに来て頂く必要も無く、バーベルやダンベルはどこのジムにも用意してありますから、自分の好きなジムに行って自分で実践していただく事が出来ます。また食事管理も、専門家のアドバイスなしに自分で実践可能なオーソドックスなものです。
食事管理について
Q食事管理とは糖質制限のことでしょうか。
違います。当スタジオでも糖質制限ダイエットの有効性は認めるところであり、特に肥満体の方には非常に有効な手段と考えています。 しかし、そこまで極端な手段に訴えなくても肉体改造は十分に可能と考えています。現在の体型の原因が運動不足と不健康な食事にあるのであれば、ウェイトトレーニングに健康的な食事を組み合わせていただくだけで間違いなく肉体改造は可能です。また、集中トレーニング期間を終えた後の通常の食生活への移行が楽な点は大きなメリットであると考えています。Q糖質(炭水化物)を摂取して脂肪を減少できるのでしょうか
脂肪の燃焼に関しては、”有酸素運動で脂肪を燃やす”、”カロリー制限で脂肪を燃やす”等の表現が日常的に使用されることがありますが、生理学的には、脂肪を燃やす唯一の機関が筋肉です。その筋肉を活性化して、体全体を脂肪燃焼マシンとすることがウェイトトレーニングによるダイエットの目的です。したがって、その脂肪燃焼機関たる筋肉にエネルギーを補給しなければ脂肪は燃えません。それをしないと筋肉自体が分解されることになり、体重は減少するもののふくよかなまま一回り小さくなるだけでスリムな体型にはならず、さらにリバウンドしやすい体になるという最悪の展開となります。したがって、一定量の炭水化物の摂取は脂肪を減少するためにある意味不可欠です。もっとも、取り過ぎれば体脂肪になってしまうので、厳格な管理が必要です。Q食事管理は厳しいのでしょうか。
自由気ままに食べることと比べたら厳しいのは間違いありません。特に、カロリーコントロールをする以上、甘いものを好きなだけ食べるという訳にはいきません。しかし、総カロリーの半分以上は炭水化物から取っていただきますし、バランスの良い食事が基本となりますので、特殊な食事を続けていただくことはありません。 もっとも、低脂質が基本となりますので、一切自炊せずに全てを外食でまかなおうとすると、非常にバラエティに乏しい食事になることが予想され厳しくなるかも知れません。Qプロテインは飲まなくてはいけないのでしょうか。
全くそんな事はありません。大事なことは、「プロテインを飲むと筋肉が増える」、「ウェイトトレーニングにプロテインは不可欠」といった、“何故?”を飛ばした念仏のような言葉を信じずに、根拠をしっかりと考える事です。 各人の体型や生活環境に基づいて必要な栄養素の量を計算し、それを通常の食事から摂取する事が可能であれば、プロテインを初めとしたサプリメントを取る必要はありません。もっとも、外食が多い等、必要な栄養素を通常の食事から取れないのであればサプリメントを利用して摂取した方が、必要な栄養素を取らないよりかは遙かにマシです。 特に、ウェイトトレーニングをして筋肉を疲労損傷させておきながら、筋肉の回復に必要なタンパク質を摂取しないのであれば、最初からトレーニングをしない方がマシなので、その場合にはプロテインの利用をお勧めします。